インターン生”スネ”の「面白く生きる合宿2018」レポート

ヒト大学学長の柴原さんは大阪出身。“面白く”に敏感な土地の出身ということもあってか、名づけられた「面白く生きる合宿」ですが、人によって面白いと感じるものは違う。“面白く”とはどういう事か?そもそも面白い必要があるのか?

そんな問いのヒントとなるような言葉や考えの飛び交う2日間でした。

9月1日、合宿の初日。国指定文化財になっている合掌造りの建物、旧遠山家という趣きのある場所でゆるやかに合宿が始まった。今回、講師としてお越しくださったのは、さとのば大学を構想している信岡良亮さん、大ナゴヤ大学3代目学長の山田卓哉さん、サイハテのコミュニティマネージャーである坂井勇貴さん。

ちょっと面白いなっと感じたのは、参加者も講師に劣らず、とがったものを持っている方々が多かったこと。

古民家をDIYしてて近いうちにバーを開くという方、すでにゲストハウスを運営している方、栄養士の方、料理人として成功していたけど地域協力隊として他の道に進み始めた方。

その中には「まだ道に迷っている。もやもやしている」と話していた学生や社会人の方もその人なりに思いや考えを持っていて、学ぶことが多かった。

大きな円になり、みんなで自己紹介をした後、大ナゴヤ大学の山田卓哉さん(以降、ヤマタクさん)による講師トークが始まった。

ヤマタクさんは大きな野望を持っているというよりも、誰かのために動いてきた方。3代目の学長としての難しさを感じつつ、「“やってみた”を増やして、まちを好きになってほしい」と話していた。

“やってみた”って簡単に思えることだけど、それが結構大事なのかもって思ったり。

次に、ソーシャルヒッピーの坂井さん。個人的には一番興味を持っていた。

「定職無し、ボロ屋に住む、その日暮らし、音楽したり、好きなコトしてる。たぶん子連れだと、お母さんが「見ちゃいけないよ」っていうやつ。(笑) でも、自分はその人に話を聞いてみた」

そこから、セオリーから外れることへの恐怖、未知の世界、それらが自分の中に新しいカルチャーとして流れ込んできたのだとか。

講師トークとして最後にマイクを取ったのは、さとのば大学を構想している信岡さん。実は、つい先日にさとのば大学の設立のためのクラウドファンディングで、目標額10,000,000円を達成したばかり。

「多くの場合、“サスティナブルですか?”っていうその問は、環境についてではなく、社会、経済についてのコトが多い。でも実際は環境が第一のはず」

信岡さんの話は、先の2人の話と違って理論に基づいたお話という印象を受け、なんだか納得するものが多かった。

その後、講師を交えたグループに分かれてのトーク。

参加者には、すでに何かを始めている人。準備中の人。まだ見つかってない人。色々な段階の人がそれぞれの“面白く生きる”についての考えを持っていた。その中でも、僕がいたグループで「いいなっ」と感じた会話の一部をこっそりと。

「感動を見つける、させる。そのための事や場所を作りたい」

「たしかに感動という感情は気持ちがいい。その瞬間にものすごいフォーカスしている状態だし。でも、感動って長続きしないということは覚えておくべきなのかも」

「“面白く生きる”っと言っても、面白くない瞬間もあるはず。そんな時への向き合い方は?

「そのとき良し悪しじゃなくて、“これってどこに学びがあるんだろう”と考え始めるとまた違ったものが見えるのかも」

他のグループでは、

「“面白い”、“面白そう”、“面白かった”の過去、現在、未来があるんじゃないか?」

「楽しいは内側から出る感覚。面白いは外からのものに反応する感覚。面白い=無関心の反対で、つまり愛ではないか?」

「そもそも、面白さが必要なのだろうか?」

と言ったコトも話題に出てきたのだとか。

一旦、ここで参加者はそれぞれの宿へ。近くの温泉で今日の疲れをいやし、みんなで交流会。

参加者が、講師からだけでなく参加者から話を聞いて得ることの多い場でもあったように思えた。僕自身もそう。講師の方よりも参加者にいたデザイナーの方、料理人だった方からは特に得られるものが多かったのかも。一度、料理人として成功された方は現在、岐阜の地域おこし協力隊をしている。

「料理もやりたいこと。でも他にもやりたいことがあるから、別の道に来た」この言葉は自分の中でかなり衝撃でした。

こうして一日目を終えた。と思いきや、講師3人についていった2次会組は夜中も“面白く生きる”というテーマについてグループに分かれて討論していたそう。

 

夜が明け、2日目。舞台は白山国立公園大白川。

かなりきれい!の一言。人生に一度は行くべし。

と、場所の絶賛はさておき。

ここの水辺で気分をリフレッシュし、緑の木漏れ日が差す草原で円になる。

“面白い”以外の言葉で自分の人生の指針を表すとしたら?というテーマに

「楽しさと正しさの2つがあって、自分は意外と正しさベースなのかも」

「好奇心の奴隷として、なんでもとりあえず、一つずつ触れてみる。気に入らなければ取り入れないかもしれないし」

「“面白く生きる”の“面白く”にフォーカスを置きがちだけど、自分は“生きる”の方に興味がある。その瞬間の感情に、思いに向き合っているとそれが生きる意味になる」

と様々な考えが飛び交う。自分は最後に書いた“生きる”にフォーカスを置く考えが特に印象的でした。これから、もう少し“生きる”、“感情に向き合う”ということを意識しようかなって思っています。

今回、講師を含めて多くの方から学ぶ機会の多かった2日間です。

自分も、きてくださった面白く生きられている方に負けないくらい面白く生きられるようまずは目の前のコトを一つずつ大切にしていこうと思いました。

 


 

この記事を書いた人

村瀬 貴幸

愛知大学4年生。
さっそうと片道10km、自転車通学してます

インターン事業所 一般社団法人ホワイエ

滞在先 やまごや以上ほしぞら未満