※全ての募集は終了しました。2021年度は8名の参加者の受け入れが決定しました!!ご応募頂いた皆さん、本当にありがとうございました。参加者の滞在の様子はサイト内にアップしていきますのでお楽しみに!
岐阜住学とは?
「岐阜住学」は大学生が地域に住みながら学ぶを目的としたプログラムです。地域での暮らしを身近に、そして日常として捉えてもらいながら、高齢化が進む岐阜県のローカルに大学生が日常的にいる風景を作っていきたいと考えています。
- 旅行や観光ではない.非日常になりがちなローカルの暮らしを日常に変える体験をしてもらいます
- ローカルで学びます.オンライン授業で大学の単位取得を行いながら、併せてローカルでの生活・暮らし・交流を通した学びを得てもらいます
- 岐阜県の2市1村(美濃市・郡上市・白川村)のいずれか地域に長期滞在をしてもらいます
- 他の参加者と出会い、一緒に情報発信をしてもらいます.皆さんの同世代に向けて、岐阜県のローカルの魅力を伝えてもらいます

なぜ、やるか?
白川郷ヒト大学ではこれまで、3年半に渡り、多くの大学生を白川村に受け入れてきました。高校・大学が無い白川村にはいるはずもない大学生が村内に滞在していることに沢山の意義や価値があります。特に、昔からこの地で暮らしている地域住民にとって自分たちの暮らしを良さを自ら理解するのは困難を伴いますが、大学生が村で楽しんでる様子を垣間見ることにより客観的に示唆や気づきを与えてくれるのです。一方で、インターン・合宿・ゼミなど村に来る方法違えど、出会ってきた大学生の仕草や言葉から、彼らにとって地域は新たな価値観に触れる場、つまり学びの場になりうることを私たちも知りました。
そんな中、コロナ禍によりローカルの中と外の関係性も変化し、コロナ以前のように気軽に行き来が困難になったことで短期的な受け入れは難しいものの、じっくりと時間をかけて地域を知ってもらうことの価値が高まったのでないかと感じています。
さらには、これまでの活動を続ける中で岐阜県内の地域で活動する多くのキーマンと出会い、会話をする中で白川村以外のローカルでも大学生との関わりを望んでいることを知りました。そこで岐阜県のローカルの良さを次の世代の担い手である大学生の皆さんに知ってもらうべく、しかも観光として非日常の経験で収まるのではなく、真正面から日常としての暮らしを体験してもらおうと考えています。
白川村で受け入れた大学生達
受け入れ地域紹介
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白川村
合掌造り家屋が立ち並び、世界遺産白川郷を有する岐阜県を代表する観光地の一つ。四季折々の景色が楽しめ、冬には辺り一面、多くの雪に包まれる豪雪地帯です。 |
郡上八幡
日本三代盆踊り「郡上おどり」の開催地であり、1,000軒以上の伝統的な町家が並ぶ風光明媚な城下町。夏秋を中心に多くの観光客で賑わいます。まちのど真ん中を清流吉田川が流れ、橋からの飛び込みが地元の子どもたちにとっての夏の風物詩になっています。 |
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美濃市
美濃市は、日本の中央に位置し、天下の名川長良川や緑濃い山々など豊かな自然と1300年の伝統を誇る「美濃和紙」、中心市街地には、江戸時代に築かれた伝統的な建造物が多く残り、歴史的景観が保たれるなど伝統文化が息づくまちです。 |
郡上市「石徹白」
郡上市最奥、白山連峰南麓の標高700mに位置する100世帯250人の小さな集落。スキー場を2つ超えたその奥に広がる別天地です。近年、小水力発電などの地域づくりで知られており、過去10年間で移住してきた子育て世帯が約50人。歴史文化と新たな挑戦が交じり合う地域です。 |
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こんな大学生にオススメ!
ローカル・コミュニティに触れてみたい方
ローカルで活動しているキーマンに出会いたい方
オンライン授業だけの学生生活にモヤモヤしている方
まちづくり・地方創生に興味のある方
価値観の幅を広げたい方
プログラム概要紹介
【プログラム名】 | 岐阜住学〜住みながら、学ぶ〜 |
【条 件】 | ・現役大学生 ・オンライン授業が可能 ・ローカル情報をSNS等で情報発信できる ・交流会・報告会で活動発表に協力できる ・3ヶ月以上滞在可能 ・感染防止対策に取り組める(※来村時に検温表を提出頂きます) |
【期 間】 | 7月〜12月の内、3ヶ月間(※地域コーディネーターと日程調整させて頂きます) |
【受け入れ先】 | 白川村・美濃市・郡上八幡・郡上市石徹白 |
【費用補助】 | 期間中の宿泊費・移動の際の交通費(上限有)・プログラム等体験費(上限有)・傷害保険料 |
※募集は8月3日必着。複数名の募集がある場合は、事務局にて参加者を決定させて頂きますので予めご了承願います。決定連絡は8月3日になりますのでご理解ください。質問がある場合はその期間内に頂ければ、事務局から適宜返信させて頂きます
各地域コーディネーターより一言

柴原 孝治(しばはら こうじ) 一般社団法人ホワイエ 1979年生まれ、大阪出身。大学から北海道へ進学し、東京の大手通信会社へ就職。9年半後に、白川村地域おこし協力隊として、家族4人で白川村へ移住。現在は社団法人と古民家カフェの2足のわらじ生活をしながら、白川郷ヒト大学の学長として若者と地域のハブの役割を担う。筑波大学院非常勤講師や清流の国ぎふ移住定住コンシェルジュも務める。 |

深田茉由(ふかだ・まゆ) 一般社団法人ホワイエ 1993年生まれ、新潟県出身。大学卒業後、都内で2年間勤務。「自分の人生がひっくりかえるくらいの何かがほしい」と思い一念発起、筑波大学大学院に進学する。 白川村との出会いは、大学院の担当教授の調査に同行したとき。白川村の図書室のことを知り、大学院を1回休学、2019年の春に白川村に移住。今は図書館をはじめ、いろんな仕事をしながら、大学院を修了するために日々奮闘中。 |

猪股 誠野(いのまた せいや) チームまちや / cotonari 1992年生まれ。宮城県出身。 大学時代に研究室のフィールドであった郡上八幡に3年間通い、大学院卒業と同時に移住し空き家対策に取り組むチームまちやに参画。現在移住5年目。 空き家改修を中心に、イベント開催や写真・デザイン等にも取り組んでいる。 |

中島 昭之(なかしま あきゆき) 一般社団法人インク 1978年生まれ。岐阜県揖斐郡池田町出身。 岐阜県立森林文化アカデミー卒業後、大阪の設計事務所に5年勤め、一般社団法人インクの代表として、古民家調査や空き家利活用、まちづくりイベントなど美濃市を中心に「生活を少し豊かにする」お手伝いをしています。NPO法人WOODAC理事、合同会社oguma社員、合同会社ツバメ貿易社員、岐阜県立森林文化アカデミー非常勤講師なども務める。 |

平野 彰秀(ひらの あきひで) 地域再生機構/石徹白洋品店 1975年生まれ。岐阜市出身。大学入学から32歳まで東京暮らし。大学時代の専攻は都市計画・建築。卒業後、デザイン会社・経営コンサル会社に勤務。2011年より郡上市・石徹白在住。集落全戸出資で小水力発電所を建設し、その模様は、ドキュメンタリー映画にもなった。現在は、自然エネルギー導入支援・石徹白地区の地域づくり・石徹白洋品店の経営などに取り組んでいる。妻・四男児・猫・羊・ヤギ・シェアハウスの仲間たちと暮らす。 |
過去にヒト大学メンバーで石徹白に遠足に行った際の記事をご参考に。この時も平野さんに大変お世話になりました!
参加申し込みはこちらから
本事業は2021年度の岐阜県移住促進団体活動推進事業の採択を受けています