ローカルワーク編集合宿 参加者 “あかね”のレポート

 

3月3日から3月8日まで、ヒト大学の合宿に参加しました。合宿を終えてから、早くも2週間が経とうとしています。

日々経験や記憶がアップデートされて、白川郷での学びや感じた思いが薄くなってしまうことが怖くなったので、記録に残したいと思います。長くて、読みにくくなると思います。自分でもまとまっていないことが多いからです。

合宿では、白川村の思いがある事業者さんを取材して、PR動画をつくるという活動を行いました。

動画ソフトをパソコンに入れるところからのスタート。事業者さんに喜んでほしいという思いだけで突っ走った1週間は本当に有意義なもので、大切な出会いと経験を得ることができました。

これまで、私は賢く生きることを目指していたように思います。

思ったことを整理して理解したいし、それを分かりやすく伝えたい。無駄がなく効率的にできることが羨ましかったし、できれば、失敗や損はしたくない。

思っていることをうまく伝えられなかったらもどかしくて、できない自分を責めました。逆に、まとまらない話を聞いているとイライラしたこともありました。

でも、正直に、ありのままで、自然や人に優しく生きる人たちに出会い、自分は一つの判断軸に縛られた見方をしていたことに気がつきました。

もちろん、短い時間で自分のことを知ってもらうには分かりやすく伝えることが大切だし、分析できているに越したことはありません。でも、ゆっくり少しずつ知っていく、という付き合い方もあって、、、

私はそんな風に自分や相手と向き合いたいと思いました。

受験を意識した生活で、常に人と比べることを覚えてしまった高校時代。

そして、できる人とたくさん出会い、周りとの能力の差に直面した大学時代。

毎日刺激的な生活のなかで、特別な自分でなければならないと思うこともありました。しかし今は、自然な、ありのままの自分でいたいと思っています。

上京して3年が経ちました。都会はオシャレなものとか、おもしろいものとか、おもしろい人で溢れていて、便利だし、楽しいところだと思います。

ものがたくさんあって、チャンスがたくさんあって「豊か」であると思っていました。

でも、都会とは違う「豊かさ」をあの村で見つけました。

天気が良い日は、星が降ってくるような夜空を見ることができたり、

蛇口をひねって出てくる水が美味しかったり、それで炊いたお米がすごく美味しかったり、

損とか徳とか考えずに旅館を経営するみなさんに会って、本心からの言葉を頂いたり、優しさに触れたり。

そんな暮らしや経験は、とても贅沢なものだと思いました。なんだか、思い出すだけで泣きそうになります。どうしてかはまだ分かりません。

人や環境に影響されやすい自分ですが、やりたいことが見つかって、たぶんこれはしばらくは変わらないだろうなあと思います。

私は、今まで知り合った大切な人たちや、これから知り合うだろう大切な人たちの顔が見えるところで、あたたかい場所や時間や、気持ちをつくることができる人になりたいです。

受け入れをして下さった事業所のみなさんからはまだまだ学びたいことがいっぱいです。またお邪魔すると思います。よろしくお願いします。

いろいろ考えましたが、これまでの、賢くなりたかった自分を否定したいわけではありません。

今までの考え方も間違えではなくて、、、というか間違えとかは多分なくて、全部大切だと思います。

違う考えや価値観の人もいると思っていて、その人たちを否定する気も全くありません。

分からないことや、もやもやすることはいっぱいだけれども、この気持ちや思いを言葉で閉じ込める必要もないかなと思います。とりあえず、書き残しました。

今後も重ねていきたいです。みなさん、本当にありがとうございました。

 


 

この記事を書いた人
三浦 あかね
東京学芸大学3年生
白川村の展望台から星空を見たときに「空ってまるいんだ…」とはじめて思いました。自然のなかで生きていきたいです。
取材先事業所 御母衣旅館

あかねちゃんチームの制作映像「ありのままの自分に」

御母衣旅館さんホームページ