ローカルワーク編集合宿 参加者 “けいすけ”のレポート

 

3.3〜3.9

白川郷ヒト大学のローカルワーク編集合宿に参加しました。

この合宿に参加すれば何か大切なものが得られるかもしれないと、かなり期待をしてハードルを上げた上での参加でしたが、期待の何倍もの学びがありました。

長くなりますが、この場を借りてアウトプットさせてください。

今までずっと人の顔色を気にしながら生きてきて、そのおかげで人あたりがいいとかコミュニケーションがいいと評価を受けて、何となく物事が上手くいっちゃうことが多かったですが、自分にとってはすごくそれが嫌でした。

就活でも、なんとなく練習くらいのつもりで受けた企業の面接で評価されて、選考が他の人よりスキップして、嬉しいけどその期待に応えるために、次の面接でも相手が気に入るいいことを言い続けないといけないのか。って、複雑な気持ちになっていました。

他人から見たら愛想も良くなかったり、上手く話すことはできなくても本物の関係性があるような人達に羨ましさを感じて、実際には1人じゃないのに孤独感のようなものを感じることもありました。

今回取材させていただいた事業者の方々からも、そういう絆や思いを感じて少しだけ羨ましくなったり、でもそれだけじゃなくて、今まで経験したことのない不思議な感情に駆られて、お話を聞いている途中になぜか涙が止まらなくなりました。

今振り返ってみても、どの言葉が響いた とか ここがよかった といった明確な理由はわかりません。

人の本物の飾らない思いや姿に触れて、どこか窮屈に生きてしまっている自分の人生がすごく悔しく感じたのか、表面上ではない本当の優しさを感じて胸がいっぱいになったのか。色んな感情が溢れ出てきた時間だったのかなぁと思います。

僕には人の為に何か行動しても、どうしても一歩引いた目線で客観的に自分の行動を見てしまう癖があります。

人の為に力になりたいとか、思いやりに溢れた社会にしたいと思って深く考えずにとにかく行動を起こしていると、周りからは度々、何のためにやってるの?と理由を聞かれます。

自分は感覚的に動いているだけで、行動に理由はないけど、質問に答えないと自分がただのお人良しで変なやつだと思われるんじゃないかと怖くなって、それっぽい理由を作ったり本当はめんどくさいけどね、とか思ってもない発言をして、普通の人間であろうとしてしまいます。

でも今回はこの人達のために本気でいい作品を作りたいという思いだけで、気づけばただひたすらにチームの仲間と話し合いと編集作業を繰り返していました。

すごく不思議なことに、作品発表が終わるまでずっと夜通し編集をしていたのに眠たいという感覚がなくて、それだけ人のために行動することに夢中になっていたんだと思います。

映像作品が完成し、取材した事業者さんに見せたときの相手の喜んでいる姿を見て、他の何にも変えられない嬉しさを感じました。

自分が自分のことを一切考えず、人のためだけに力を尽くせたこの経験はかなり衝撃的で、かけがえのないものです。

この合宿を経て、理由なんてなくても本気になれる仲間と出会えて、ひたすら本気になれる環境に身を置く経験ができて、自分がやってきたことは間違いじゃなかったと思えました。

人のために、馬鹿みたいに力を尽くすこと。

周りから見たらそれは普通ではないのかもしれないけど、周りと違うことに怖さを感じずに、それなら普通じゃない生き方でいいと思えました。

人目や評価を気にして飾らない・ありのままの自分でいられた経験と、たった1週間で兄弟のような関係になった本物の仲間を、この先いつまでも大切にしたいと思います。

 

 


 

この記事を書いた人
高木 桂佑
北海学園大学3年生
おはよう、いただきます、ただいま。共同生活の中でみんなと交わす何気ない言葉に幸せを感じました。合宿のおかげで大切な仲間ができました。
取材先事業所 御母衣旅館

けいすけ君チームの制作映像「ありのままの自分に」

御母衣旅館さんホームページ