ゆるい入学説明会@東京

白川郷ヒト大学✖️筑波大学院世界遺産専攻「ゆるい入学説明会」

先日7月20日(土)に、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界遺産専攻黒田研究室との合同説明会を開催しました。

黒田研究室は、ヒト大学と連携して白川村での活動を行っている研究室であり、現在私が所属している研究室でもあります。

黒田先生の記事はこちら

【前編】大学で学ぶことの価値なんて誰にも分からない。それならまずは、自分の学びを人のために役立てられる環境へ飛び込んでみては?

2019年6月7日

まず、学長から白川郷ヒト大学のプレゼンを行いました。

日々の活動として
村内向けの講座や、大学生や移住者の受け入れ、図書館の立ち上げ業務などを紹介。

ちなみに、大学生の受け入れ(ワーキングホリデーやゼミ研修など)は昨年だけで250人!

ヒト大と世界遺産専攻との関わりを図式化。 大学と地域を行き来するプロジェクトをこれから本格化していきます。

地域での人材不足が長く問題視される中で
村の中で、主体的に行動できる人材を育成することを目標として設立したこと。

不動産の管理など「大学」の活動と一見似つかない活動もあるけれど、
「ヒト大学」を持続可能な形にしていくためにビジネスライクなことも必要であるということ。

柴原
仕事を自分からできる人・楽しめる人、ヒトとの出会いを大切にできる人、ヒト大で一緒に働いてみませんか!

プレゼンの最後には、「レア化する個人」の話を。

会社の知名度や価値で、個人の評価が左右される時代から、
SNSが発達し、様々な働き方が生まれている時代へと変化しています。
ここから未来は何をしてきたか、自分はどんなことができるかということが、個人を測るものさしになっていくのです。

各個人のキャリアは、勤めた会社ではなく個人がどんな活動やプロセスを歩んできたか、であること。

人と一緒ではなく、人と違うことがいい。
受動的ではなく、能動的にアクションを起こしてみよう。

どんな経験も無駄にならないこと、興味のあるままに経験を積み上げようというセリフは
わたしたちの背中を押してくれる気がします。

次に世界遺産専攻・黒田先生からプレゼン。

ゼミの様々な活動の中から、世界遺産学習についての取り組みを紹介して頂きました。

きっかけは、村に住む方からのお願いでした。

白川村民
「世界遺産とはどういうものなのか
なぜ守るのか 子供が勉強できる教材がほしい」

白川村の子供たちは「合掌造り民家」という文化財のことは詳しく勉強しますが
どんなしくみで世界の人から守られているのか、なぜ守ることが大切なのかは
勉強する機会がありませんでした。

この活動は、大学院生たちが子どもたちに世界遺産について教える内容を1から考えます。
私も昨年参加しましたが、人に教えることの難しさや、準備の大切さを痛感しました。
当日の子どもたちの楽しそうな反応や盛り上がっている様子を見て
かなり感動したこと、胸が熱くなったことを今でも思い出します。

白川村から始まった黒田研究室の世界遺産学習ですが、
今では島根の石見銀山や、群馬の富岡製糸場にも輪が広がっています。

プレゼン後半の「研究室のメンバーの人生と研究の紹介」では
先輩方の楽しい生き方と研究に、参加者のみならず私たちもわくわくしながら聞きました。

私も少しだけお話させてもらいました。今何をしているか、とても楽しく暮らしていることなど。

後半は参加者から頂いたたくさんの質問に答えつつ
参加者との対話が楽しめる時間になりました。

 

ワーキングホリデーで白川村に来てくれた子たちが
イベントに遊びに来てくれました。
村で出会った子たちがイベントに来てくれたり、村以外の別の場所でも関われることは、とても嬉しいことです。

 

「学生であること、
すなわち人生を白紙で考えることができること。
すなわち興味のままに動くことができること。」

これが、学長と黒田先生の伝えたいことであったような気がします。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。