たまたまツイッターでこのインターンを見つけ、その日に応募した。けっこう軽い気持ち白川郷にやってきた。“将来は独立とかしたいな”と漠然と考えていたりします。どちらかと言うと、ふわふわしたやつでして。
別に将来に不安があるわけではない。でも、なんとなく違う空気を吸いたくなったので、ここに来た。自分は秋卒業なので、このインターン期間を終えて地元に戻ったらすぐに大学の卒業式が待っている。

<写真、白川村平瀬>
白川郷ヒト大学は、元々知っていた。“なにやら辺境の地でそういうことをしている人たちがいる”というくらいの認識でした。
あ、16時だ。コレ書いてるの、インターンの最終日でして就業時間が16時までなんですよ。“終わってしまった~”って感じです。慣れないシェアハウス生活や、学ぶことは多いが役に立てているか分からないインターンの時間、村の方との交流、楽しかったこと、苦労したこと、発見したこと、色んなことがあって濃い3週間を過ごしました。
続きは、改めて書きますかね。とりあえず、明日は荻町という白川郷の中心(?)みたいなトコを観光する予定なんですよ~。「てんから」というお店がかなり評判なのと、おみやげも買わなきゃな~!って感じでして。
温泉は…好きなんですけど、毎回のぼせるまで入ってしまうので、明日はパスします。
さて、このへんにして、また今度続きを書こーっと。
というわけで無事、卒業式を終えてきました。4年半もあっという間でした~。
それはさておき、「てんから」というお店のローストビーフ丼はおいしかったです。肉自体もおいしいんですが、大葉とたれの相性がまた良いんですよ~。ぜひ、ご賞味ください。
食レポも一旦、置いといて滞在した日々を少し振り返ることにします。
まず、シェアハウスでの生活。あまり休まらなかったのが正直なところ。笑
だって、男子一人だけだったんですよ~…。打ち解けるのに苦労しました。でも最終的には、からかわれるような存在にまでなりました。あと、料理をすこし褒めてもらえました。
仕事はというと、あまり役に立てているか分からなくて、少しもやもやしていました。
イベントでの補助・撮影、白川村に来る学生のアテンド、ちょっとした資料の作成や調べもの、雪囲い作り体験の補助(?)、記事の作成、これらのコトをやりました。

<写真、雪囲い>
ホワイエの活動はどの部分がお金になっているか、よくわからない。きっと自分がやった事は稼ぎに結びついていないと思います。ホワイエは“白川郷ヒト大学”の事業のほかに、村外から来る学生などのアテンド、シェアハウスや合掌造りを含む物件の管理、他地域での移住促進のセミナーなどを行政から請負っていたりもする。
ホワイエの代表で、白川郷ヒト大学の学長である柴さんは「やりたいことのために、どう動くか?」と言っていた。だからなのか、“柴さんがやりたいこと”がそのまま仕事になっているように感じた。だからある意味、仕事と生活の境界のようなものが見えない。
それは、“長い時間を仕事している”というわけじゃなくて、むしろ柴さんは家族との時間をとても大切にしている。それよりも、“仕事の時間が生活の時間”のようでした。

<写真、まったり>
なんだか、ぴんとこない表現ですね。汗
でも、この生き方を見られたのは個人的には、この3週間でとても大きな収穫でした。
ちょっと真面目なコトも書いたので、あとは滞在中のことをつれづれと。

<写真、ロッジ>
シェアハウスのロッジ。ここがお気に入りの場所でした。朝、ここでぼーっとするのが好きなんです。川が流れる音、山にかかる雲、よく見ると様々な緑を持つ山の木々。

<写真、ぼっちゃん>
オオカミ犬のぼっちゃん。シェアハウスに一緒に住んでいた大学生の子には、とてもなついていたのですが、僕のことは下に見ていたみたい…。聞いたところによると、どうやらぼっちゃんは女性好きなんだとか。

<写真、駿河屋>
住んでいた白川村の平瀬地区にはスーパーがない。バスを使えば白川郷の荻町にあるJAで調達することができる。それともう一つ、週3回ほど移動販売車がやってくる。自分はその移動販売車を重宝していて、その販売者の方と少し顔なじみになれました。

<写真、ごみ収集>
自分は環境問題に少し関心がありまして。
白川村のごみの分別は他の自治体よりも細かくて、リサイクルされるものや埋め立てられるものが少なそうに感じたのでちょっとここで紹介。
次に白川村にワーホリやインターンに来る方々はゴミ出しに注意してくださいね。
これらの事のほかにも、公民館で夕方から筋トレをする集まりに参加してみたり、合掌造りの建物の調査・研究をされている方についていったり。
いろんな当たり前が外されていくような3週間でした。
今度はいつ、白川村に行こうかな~。