学長ブログ:空き合掌家屋の活用②

入口のある一階は雪の中

実は白川郷ヒト大学の着想は合掌家屋の利用率を上げるにはどうしたらいいか?
と考えたことでした。
前回のおさらいをすると、年間契約した大学の旧花植家の利用は
夏休みや冬休みに偏ることが多く、その時期の利用率は見込めるのだが、
それ以外の時期の利用率が上がらないことが想定できました。
そこで、大学の利用率が上がらない時期に建物を使うを方法を
色々と考えることにしました。
合掌造りのシェアオフィスやゲストハウスなどはもちろん面白いなと
思いましたが、あくまで村の方針である「教育施設」以外の
活用はできません。
また、契約大学がいつ使うかについてはこちらで選ぶことができません。
そう、あくまで利用日は先方次第であるため、村にとって受け身の活用です。
そこで思いついたのがこちら側で主体的に利用日を決めることでした。
受け身ではなく、主体的に利用日の決定さえ出来れば、
契約大学が利用しなそうな日を狙って、活用出来る訳です。
そこで無い頭を絞って考えたのが次の二つの方策です。
一つは契約大学により使ってもらうこと。
もう一つが契約大学と年間スケジュールが違う大学を作ること。
一つ目の契約大学により使ってもらうことに関しては
次回のブログに回します。出し惜しみ、万歳!!(笑)
そして二つ目の契約大学と年間スケジュールが違う大学を作ること。
それがいわゆるソーシャル大学でした。
別件で大ナゴヤ大学(http://dai-nagoya.univnet.jp)にお世話になっていたこともあり、
すぐに学長の加藤くんに相談しました。彼にはそのまま記念すべき第1回目の講師として
きて頂いたり、色々立ち上げに関するサポート頂きました。この場を借りて
ありがとうございました!
そして立ち上がったのが白川郷ヒト大学(以下、ヒト大)という学びの場。
もちろん、その取り組みについて熱心に説明し、村から後援という形を
頂きましたし、事業自体は県の事業として実施しました。
(※この辺りの話もどこかのタイミングでお話しします)
ヒト大を立ち上げてからというものの、契約大学が使わない時期にあえて
イベントを立てたりと利用率を上げることについても一定の貢献をしてもらっています。
特に立ち上げが昨年の11月末であったため、合宿や講座も積雪時期の開催となり、
契約大学の利用も少ない大変寒い時期に活用できたという訳です。
写真にあるように、建物内に入るためにも除雪をしないといけないという
大変な時期でそれはそれで私自身、除雪に大変、大変、苦労したのですが(笑)
もちろん、そうやって建物をいかに使うということから着想したヒト大ですが、
建物の利用率を上げるということに関してはまずまずの成果でしたので及第点と言っても
いいと思います。
しかし、実際には下記のヒト大の目指す未来に向けた取り組みについては
運営側の努力もまだまだだなと痛感した訳です。

「白川村に暮らす若者が楽しく村づくりに関わるきっかけや、自分の力でモノゴトを生み出す挑戦の場をつくること、都市部の若者が地域に関わるきっかけを増やして、田舎にあるヒト・モノ・コトへの新たな価値を見出し、主体的に人生を切り開いていく学びの場を作ること」

とはいえ、ヒト大を運営していく中で事業としての手応えや可能性を感じたのも
事実です。なので、今年に関しては私はヒト大に熱を入れて取り組みます宣言!!
そして、最後に何がきっかけになるかわからないので、まずやってみるって大事だなと思う訳です。ヒト大なんてまさにそれ。
頭で考えた方向に物事を動くことはまずないと思っていいし、
それが人生の面白さなんじゃないでしょうか。
次回は、今回出し惜しみした契約大学により使ってもらう仕組みについてお話ししようと現時点では思ってますが気分屋さんなので違うテーマになるかもでーす。
でわでわ