先週から一週間くらい雪が降った白川郷です。
先々週に、「もうこれで最後の雪かきかな~」なんて言ってたら
またドッサリと降ったんです(涙)

この写真はうちの旅館の客間からの眺め。
ね、すごい量でしょ。
こんだけ降ると、道路の雪はもちろんのこと
屋根の雪もこれまた凄い積もっちゃいます。

屋根の雪をそのままにしておいたせいか、
部屋の襖が開けにくかったりしました。
建物が歪んでしまったんだと思います。
ああ、恐ろしや雪の重さ……。
だから、屋根の雪おろしは白川郷では必須作業です。
この日も、お義父さんが屋根の雪を下してくれました。
(屋根の雪下ろしは危険なため、まだ僕はやったことがありません)

寒いのに、汗だくのお義父さん。
本当にありがたいことです。
でも、これで終わりではありません。
家の前には大量のおろした雪があるわけですから
また、これを雪かきしなければならないのです。
僕は用事があったので
この作業もお義父さんにやってもらいました。
本当に申し訳ありません!!!
この日は休みだったのですが、一日中、雪かきに追われていたお義父さん。
その姿をみて、雪国での暮らしの過酷さを痛感したとともに
いつか近い将来、お義父さんがやってくれていることを
全部、やらなければいけない日が来るのかと思うと
ゾッとした気持ちになりました。
でも、それが出来てきっと一人前に「白川郷の漢」になれるんだと
勝手に思っています。

でも、少しでも楽をしたいから、こっそりと息子にも雪かきを覚えてもらいっています。
もう少し大きくなったら、きっと戦力になることでしょう(笑)
と、まぁ、雪かきに対してとっても消極的な僕です。
そんな僕が本当の意味で雪国・白川郷の漢(おとこ)になるのは
まだまだ先だなぁと思った今日この頃でした。
あ、白川郷にお越しの方へちょっとした注意喚起ですが
この時期は、屋根から沢山のつららができます。
つららはちょっとしたことで落ちてくることがあるので
注意して歩いて下さいね。
以前、うちにお泊りのお客さんで、
つららが手にもっていたスマホに当たって、
液晶が割れてしまった方がいらっしゃいましたから。