アップするのが遅れてしまったけど、今年の春からお借りして住み始めた合掌造り家屋。
夏はエアコンいらずの涼しさで、縁側で過ごす午後はとても心地よかったのですが、
秋になって大変だったのが(住みだしてずっと問題だったしまだ解決できてないけど笑)、虫関係。
築200年以上の家屋で、昔の建物のままなので断熱だの気密性だなんて概念はなく、
方々に穴が開いていて、ほぼ山小屋みたいな自然の中状態で、外からドンドン虫たちが入ってくるし、
さらに近年、人の出入りは、年に数回の掃除や雪おろしなどだけだったので、
人間である僕の方が「お邪魔虫」な状態。
秋のハイシーズン(?)で、さすがにあらゆる彼らのオンパレードになったので
さすがに音をあげたら、地域の方が自宅の害虫対策をする時に、一緒にやってくれる、とのこと。
9月のまだ暑いさなかに、ガツンと燻していただきました。

もともと合掌造りは、中の囲炉裏で火をおこしていて、この煙が茅葺きの屋根に集まる虫の駆除や、
屋根の乾燥、防湿などにつながっていたとのこと。
茅の屋根は、虫にとっては絶好の隠れ家にだそうです。
普段は使わない二階や、床下など、防虫の煙をしっかり散布してもらいました。
けたたましい音を立てるグッズは、まるでMIBのよう。



おかげで、その後はかなり虫たちに出入り?も少なくなりました。
新参者の僕が来て、ちょっと彼らには迷惑だったかもしれませんが。。