トレイルのストーリーを探すガイド研修

白川村から、こんにちは。石井です。

先日、白山白川郷トレイルクラブ主催の日本山岳ガイド協会の方を講師に迎えた「自然ガイドスキルアップ研修」に参加させていただきました。
そもそも自然ガイドって何?という私でしたが白川村に住み始めて人の案内や、山に行くことがとても増えているのでこの機会に勉強させてもらいました。

1日目は座学で自然ガイドのことやエコツーリズムのことなど事例を交えて学びました。

そして、2日目はトレイルクラブとして整備を進めているロングトレイルの1部である古道を対象に講習が行われました。
その古道は、昭和42年に集団離村した山奥の集落へ続く道で当時の生活道です。

植物の話やガイドに関する話を聞きながら古道を歩きます。
先生から聞く自然の話は幅広くとても面白い。

ブナの木についているのは、熊の爪痕

しかし、先生は言います。
「綺麗な自然はいろいろなところにあるからガイドが自然の話しだけしていても面白くないんですよ。その場所ならではのストーリーがあると山歩きも面白くなるんです。」
確かこんな感じのことを言っていました。

この道は昔の生活道です。どこかに生活感があるはず。それがストーリーの種になるのです。

IMGP1741 (2)

まったくありません。生活感のかけらもないただの山道。。
生活道険し過ぎ!先人やばい!
しかし、見つけました。

IMGP1768

わかりづらいかもしれませんが石垣のスロープがありました!人間の痕跡です。
さらに寛永5年(西暦1628年)と掘られたお地蔵さんを発見!これぞ歴史ある人の痕跡!
お地蔵さん1つで大人たちのテンションが上がります。

IMGP1786

これらの人の痕跡を集めて整備することでストーリーのあるトレイルが出来上がるということ。
そして、ロングトレイルというのは自然環境だけじゃなく、地域全体の文化も含めることで魅力が増すこと。
そんなことを現場で体感できるいい研修でした。

この後、さらに古道の起点を探っていったところまた別のストーリーの種が見えてきました。
そのあたりの話は6月24日に東京で行う白川村ナイトvol.3で聞けるかもしれません。
テーマは「白山白川郷ロングトレイル」興味のある方は是非来て下さい!