岐阜住学2022 受け入れ地域紹介④「郡上市石徹白」

岐阜県郡上市 石徹白(いとしろ)は、霊峰白山の南麓、標高約700mに位置する、縄文時代から続く小さな集落。
冬はしんしんと雪が降り積もり、夏はキンキンの冷たい雪解け水が川にせせらぐ土地です。

石徹白の人口は約200名程度で、そのうちの子育て世代の移住者は50人近くになります。古くから続く「結い」の文化で地域の景観を守ること、文化を継ぐことを大切にしています。
白山信仰が盛んな時期には、修験者の往来が多くあり、現在は、大学生たちのフィールドワークや、企業の森づくりの社会貢献活動など、今もなお、石徹白の外からの巡りが続く集落です。
石徹白では、地域おこし協力隊として石徹白の親子山村留学の事業づくりをやっている地域コーディネーターとともに、石徹白の子どもたちを真ん中に、ガーデンづくりやプログラムづくりを行います。
石徹白の生活の中で、集落の人たちとの繋がりや子どもたちの原体験を共につくる日常を過ごしてもらえたらと思います。

地域コーディネーターの紹介

石徹白 加藤
私は、石徹白にきて、2年目ですが、日々を思い思いに生きることができています。石徹白という場所は、神話から付いた土地名であり、白山信仰が開かれたとても神聖な場所です。また、縄文時代から続く集落ということで、脈々と受け継がれている人々の暮らしや文化はとても尊く感じます。
石徹白では、親子山村留学の事業づくりを行っています。日常では、子どもたち自身が自らを開放し、自らの暮らしや食べものを通して生きる喜びや、自身への信頼感を育めるような、子どもを中心にした場づくりをしています。
日々行っていることは、エディブル・ガーデンづくりや、古民家改修を行いながら、子どもたちを真ん中に活動しています。
参加してもらう方々に思うことは、その方の実現したいことを重ね合わせ、一緒に楽しめるプロセスをつくることを大切にしつつ、実際につくられていく場や石徹白の人々との関係性に”故郷”を感じてもらえる時間を過ごせたらいいなと思います。

加藤 健志郎(愛称:けんぴ) 石徹白地区地域づくり協議会 地域おこし協力隊
1991年生まれ、愛知県瀬戸市出身。大学生時代から、不登校の子、発達障がいをもつ子たちへのメンタルヘルスの活動や、発展途上国の現地NGOに入り、ローカルコミュニティでの環境教育に従事。卒業後、建築を専業とする大手建築会社に就職。その後、地方のビジネスプロデュース、大企業・中小企業の組織変革のプロセス・コンサルティングの経験を経て独立し、石徹白集落に移住。
石徹白地区地域づくり協議会 地域おこし協力隊として、親子山村留学の仕組みづくりを担当。一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンにてコミュニティ・オーガナイズ兼ビジネス・デベロップメント、グループティーチャーを担当。

 

滞在場所(予定)

いとしろシェアハウス

石徹白洋品店の事務所に併設されたシェアハウス。女性限定となっており、石徹白洋品店のインターン生が滞在しています。
和室8畳程度の個室で、キッチン・お風呂・トイレなどは共用です。
豪雪地帯のため、冬は雪かきなどの作業が必要となります。

※滞在場所の関係で、石徹白の受け入れ募集は女性のみとなります。ご了承ください。

受け入れ募集期間

2022年8月〜2023年2月までのうち、2ヶ月〜3ヶ月。
受け入れ側としては、できるだけ長く入られるほうが、石徹白の自然の移り変わりも感じながら、集落の暮らしに馴染み、参加者の大切にしたいことを大切にできる期間になると考えています。

石徹白での過ごし方

地域コーディネーターが実現しようとする、《交流の場づくり》を拠点に、石徹白の子どもたちとの放課後プログラムを実施したり、そのためのガーデンづくりをしたりします。古民家改修の工事や片付けもありますが、できるだけ、参加者の興味関心にあうところで参画してもらい、一緒に活動をつくっていくことを大事にしたいと思っています。

また、石徹白に暮らすにあたり、大事な地域の「結い」の活動にも参加してもらいます。草刈りや雪囲い、祭りや運動会など、地域での行事に一緒に参加してもらい、石徹白の人々との交流を楽しみながら滞在してもらいます。

具体的な活動としては、*1パーマカルチャーや*2エディブル・スクールヤードの概念に基づいたエディブル・ガーデンづくりを一緒に行ったり、石徹白の子どもたちが放課後遊びに集まる中で、「食べることから生きることを学ぶ」プログラムを実施したり、子どもたちの学びの場づくりを行います。

*1パーマカルチャー:「パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法」パーマカルチャーセンタージャパンHPより参照

*2エディブル・スクールヤード:「持続可能な生き方、エコロジーを理解する知性と、自然界と結ぶ情感的な絆を、どう子どもたちに身につけさせるかを教育の場で行うかを前提として、〈必修教科+栄養教育+人間形成〉の3つをゴールとし、各々の学習目的を融合させたガーデンとキッチンの授業を行うもの」エディブル・スクールヤード・ジャパンHPより参照

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