学長ブログ:学生期間中に将来を決めるなんてはじめから無理じゃない?

ここ最近、ずっと考えててモヤモヤしてる。

まぁ、ここまで来ると悩み事といって差し支えないかもしれないけど。

 

昨年度、白川郷ヒト大学と何らかの関わりを持って、述べ250名近くの学生が村に来てくれた。1年前は100名来る流れが作れたら御の字と思ってたぐらいなので、正直、自分達でもこの数字には驚いた。

当然それだけ沢山の学生が来たので、ご縁があって深く対話出来た何人かからいわゆる相談らしい相談を受けた。

 

 

「どう生きるのか」「何を仕事にすべきか」である。

 

色々と話を聞いてみると、どちらの悩みも根っこの方では繋がっていて、2つあるというよりは大きな1つの人生普遍のテーマが横たわっているような感じを受けた。

現代社会は”生きにくい”というのは僕の個人的な前提だけれど、今回の場合、悩みの主が就職活動の真っ只中の学生であることから、限られた人生経験だけで働きたい業種や会社を選ぶというのは確かに至難の業である。

柴原
僕自身、やりたい事分からなくて今後伸びそうな業界で就職先を選んだから気持ちは良く分かる。今となっては懐かしいけど(笑)

おそらく、このように悩んでる学生は日本全国にごまんといるだろうが、それを解決出来る方法は今のところ確立されていないのでなかろうか。

但し、この普遍のテーマについては学生に限らず、いい歳の大人でも頭を悩ます話なので誤解無きように。

 

縁あって出会った学生に対して、出来る限り力になりたい。これは紛れもない僕の想いではあるものの、現実問題として僕が出来ることは少ない。話を聞いてあげて簡単なアドバイスを返す程度。

 

結局、何かを変えてあげるには不十分。相談を受ける度に、己の力不足を痛感させられる。

 

 

もちろん、話を聞くことでガス抜きや気分転換の役目は果たせるかもしれないが、そんな事を僕は求めていない。彼らに必要なのは、決して相談相手ではなく、現状から1歩踏み出す機会あるいは場である。

一体、それをどのような形で具現化すれば良いものか、いまいちピンとこない。

 

 

現状、唯一僕らで出来る事といえば、(興味が近しい学生に限ってだが)ヒト大にインターンとして来てもらい、彼らに経験してもらったり、仕事を通じてアドバイスしたりするぐらいのものしかない。但し、ヒト大で受け入れれる(対価を払える)学生数なんて1、2人だし、業種としての裾野が狭いので本質的な解決には程遠い。

白いTシャツの彼には遠隔でヒト大学のお仕事を手伝ってもらうことに。手に箸を持ってるのはBBQ中だったから

 

彼らが目指す様々な業種や多くの学生を受け入れる、タイガーマスクでいうところの虎の穴、ドラゴンボールでいうところの精神と時の部屋(例えで世代が知れる・・・)みたいな仕組みが実在するといくらか解決に繋がるのかもしれない。

 

(精神と時の部屋 引用:漫画ドラゴンボールより)

 

柴原
一体、どういう仕組みにしたら、迷える学生を一人でも多く救えるだろうか?

歳のせいか、そんな事ばかり考えている日々である。