学長ブログ:空き合掌家屋の活用③

連載のものを温め過ぎるのも良くないと思い、そろそろ続きを。
このままでは違うテーマで書き続けそうな気がして。
第1回の「空き合掌家屋の活用①」では空き合掌家屋の事業について触れています。
第2回の「空き合掌家屋の活用②」では利用率を上げるために考えついた方法の一つに触れています。
上の写真は、ある大学の研修を受け入れをした時のもの。合掌造りの保全活動として周辺の景観維持と屋根裏の清掃を行って頂きました。ちなみにこの大学は契約大学とは別での受け入れでした。
第3回目には利用率を上げるために考えついたもう一つの方法をご紹介していきます。
(注意)利用率が上がるかの検証は継続中なので、あくまで利用率を上げるために考えついた方法であって、利用率が上がった話ではありませんのであしからず。
第2回でも書きましたが、その方法は「契約大学により使ってもらうこと」。
受け身で契約大学にゼミや研究で使ってもらうのを待ってても、利用率は横ばいで上がることはありません。
そこで、「より利用してもらうために利用するための理由があればいい」と考えました。そして始めたのがインターン・プログラムでした。
ちなみにインターンとは・・・

インターンシップの略語で大学生が一定期間企業で働く「職業体験」のことを指します。実際に企業へ訪問もしくは出勤し、社会人と共に業務を行ったり、話を聞いたりすることで、企業の実情や業界の知識などが分かり、就職活動に活かせるということから、多くの大学が推奨しています。

また、近年はより実践的なインターンシップとして、数ヶ月〜数年の間企業で働き、実務的なスキルを身につけることができるインターンシップも増えてきました。

契約大学の学生に合掌家屋に滞在してもらいながら、世界遺産集落のお店や民宿のお手伝いあるいは地域づくりに携わってもらうようなプログラムを考えました。
この際、最も大事にしたことは関わる人が全てwin-winの関係になること。
そこで契約大学の一つに相談し、契約大学内の研修制度を使って運営することに決めました。
その結果、学生はこのインターン終了時にはなんと学校の単位が取れるということに。
実は「より利用してもらうために利用するための理由」として単位取得は外せないと私は考えていたから、大学側と話がまとまった時に嬉しかったのをよく覚えています。
人手が不足している受け入れ先のお店には喜ばれ、
利用率の上がらない合掌家屋の利用率は上がり、
白川村の合掌家屋に滞在するという貴重な経験をしながら、地域活動を行なった学生は単位が取れて、
学内の制度を利用した大学からは制度利用のバリエーションが広がったと喜ばれました。
もちろん、新しい試みに挑戦できた私は良い経験になりニコニコでしたので、
関わった皆さんがwin-winの関係になれた取り組みになったという自負があります。
もちろん、インターンという名のタダ働きとならないように、協力して頂くお店には主旨をきちんとお伝えして、理解して頂けるお店だけにお願いするとか地域活動の受け入れ先の調整などの気を使う部分もありましたが、今年度も同じく契約大学と単位の取れるインターンシップを開催し、昨年度以上に大学側が乗り気でいてくれることを嬉しく思います。
とまぁ、利用率を上げるために始めたインターン・プログラムですが、去年と一緒のことをしても面白くないってことで今年はさらにパワーアップした内容で予定しています!
ってことで少し告知を(笑)

《学生限定:灼熱の職業レポートインターン》

日程:9月3日(日)~8日(金)

内容:参加学生が合掌家屋に滞在しながら、白川村内の様々な事業所に伺い、職業レポート・求人記事を書いて白川村のポータルサイト(SHIRAKAWA GO AROUND)に掲載します。取材や記事作成を行う中で、地域での仕事や働き方について学んでいきます。また、プロのカメラマンと編集者の講義も予定しています。

本件については、契約大学以外の学生の参加も受け付ける予定ですので、興味がある学生は是非!!
ってなわけで、空き合掌家屋を有効に活用していくためにも、布団干しと雪囲いとか雪かきとか体を使いつつ、頭も使っていかなきゃなというところです。
でわでわ
SMLXL

 布団を干してる図