インターン生”まき”の白川郷学園講演レポート

私は「清流の国ぎふ ふるさとワーキングホリデー」で白川村に滞在しました。滞在2週目に、白川村立白川郷学園の中学生の皆さんに、進路についてお話しする機会を頂きました。

私は東京大学4年生で国際関係論を専攻しています。この夏、外交官になりたいという高校生以来の夢を叶えることができました。私自身が中学生だった頃は、夢は模索中でしたが、周囲の期待を感じて苦手科目を作らない程度に勉強したり、美術部で油絵を描いたりすることに力を入れていました。

高校1年生の時に進路講演で出会った外交官に憧れ、その日から夢の実現のために今できることをしようという気持ちで過ごすようになりました。中学生の皆さんには、焦らず色んなことに関心を持って夢を見つけてほしい、夢が決まったら今できることは何かを逆算して一日一日を大切に過ごしてほしいという気持ちでお話ししていました。

まず、「成果の上がる勉強の仕方」について、私の中学時代のノートを見せながら説明しました。私は中学時代も今も、勉強法を模索しているのですが、自分に合った記憶の方法を見つけることが大切だと考えています。私は、記憶に残りやすいようにノートの取り方を工夫し、先生の雑談を記録したり、色分けしたり、イラストを描いたりして、見返すときに授業の内容をすぐに思い出せるようにして、復習を楽にしていました。後日、「あの講演の後、ノートの取り方を工夫し始めた子がいるよ」と先生に言っていだだき、嬉しかったです。

また、進路を決定していくために大切なこととして、本や映画に触れ、色々な場所で活躍している人の話を聞き、憧れの人を見つけて、その人が歩んだ道を参考にしてみて、とお話ししました。私は高1の時に世界史や英語が得意で、新しい価値観に出会うことが好きで、仕事を通じて色んな世界を見てみたいと思っていました。憧れの外交官に出会った後は、その方と同じ場所で学びたいと思って大学を決め、勉強に力を入れました。

さらに、大学のゼミでトルクメニスタン研修に行った時のことをお話ししました。天然ガスに依存した経済の多角化を図っているトルクメニスタンで、現地の学生に、「日本は戦後何もないところから世界第二の経済大国まで成長したことがすごい、私たちは日本の経験に学びたい」と言われました。日本人にとって馴染みの薄い国で、日本が注目されていることに驚き、これからも日本が世界から注目される国であり続けるように、外交官になりたいと決意を新たにしました。珍しい国の話でしたが、皆さん熱心に聞いてくれました。

中学生の皆さんは目をキラキラさせながら聞いてくれて、たくさん質問をしてくれたので、お話ししていてとても楽しかったです。中でも、「人生において大切にしていることは何ですか。」という質問が印象的でした。「新しい価値観に出会って、自分を磨き続けていたいです。」と答えました。言葉だけで終わらせず、来春から外交官として実践していきたいと思います。

中学生の皆さんに「ノートの取り方が参考になった」「夢を叶えるためには色々なことに興味を持って挑戦することが大切だと感じた」「海外に行った話が面白く、自分も好きなことや得意なことを仕事にしたいと思った」といった感想をもらってとても嬉しかったです。

数日経って、校長先生とお話しした際に、「働き始めたらまた講演に来てほしいな。仕事がうまくいっていなかったとしても、ここに来て、中学生と話して、初心を思い出してほしい。毎年、中学生に向けて、向こう一年の目標を宣言して、翌年達成できたか報告しに来てよ。」と温かい言葉をかけて頂き、「帰れる場所」ができて幸せだなと思いました。

このような貴重な機会を作ってくださった、白川郷学園の先生方と中学生の皆さん、心から感謝しています。皆さんのことをずっと応援しています!!ありがとうございました。

 


この記事を書いた人

川端 万貴

東京大学教養学部(国際関係論専攻)4年生。
白川村滞在中はシェアハウスでわいわい料理するのが楽しかったです。川魚を頂く機会が多く、魚をさばけるようになりました!

インターン事業所 山本屋
滞在先 やまごや以上ほしぞら未満

インターン生”まき”の滞在記

2018.10.06