司書課程の学生さんにゲストスピーカーとして授業を行いました。

先日、母校東海大学の司書課程の授業で、ゲストスピーカーを務めました。
初、ゲストスピーカーです。緊張しました。

授業を迎えるまで 「自分と向き合い、悩む」

もともと、司書課程の授業に参加したいなと思っていて(もちろん聴講側で)

司書 深田
いつか授業参加したいです〜
なんて、母校の先生に言っていたら
ゲストスピーカーとして1コマも時間を用意してくださいました。

先生とお話しして、
「私がなぜ白川村で司書の仕事をするに至ったのか」
「実際どんなことをしているのか」を中心に、お話することに。
(白川村の素晴らしさも伝えるべく、写真もたくさん使おう…!)

このような機会は初めてで、準備段階からかなり悩みました。
自分のことを人に聞いてもらうって
結構エネルギー使うんだなと思いました。

司書になってよかったこと、大変だったこと。
普段そんなことあまり聞かれないし、考えたことがあまりないのでとても新鮮でした。
どういう風に伝えたら、言いたいことが伝わるんだろうとか
大学生にうける話なのか、とかちょっと余計なことまで考えてしまい
割と迷走状態に入ってしまいました(笑)

いざ、授業! 「100分の授業で喋り倒す」

1コマ100分で、60分は授業・その後は質疑応答という流れ。
冒頭、指定されているオンラインツールの不具合で、授業が全く始められず、
あたふたしていたら、緊張が溶けました。ラッキー(笑)
始めるまでは60分は絶対に喋れないと思っていたのに、結果として授業も質疑応答も喋り倒したせいで、
あまり記憶がありませんので、いろいろ割愛することをお許しください。。

・私の自己紹介兼大学時代
・白川村の概要
・白川村に来ることになったきっかけ
・普段はどんな風に働いているのか
・NBK図書室のこと
このようなトピックでお話をしました。
もし詳しく聞きたい方がいましたら、直接聞いていただければ(笑)

学生さんは事前に白川村のことを調べて、授業を受けてくれました。
たくさん質問をもらったので、授業本編の内容と併せて一部ご紹介します。

ーなんで司書になったの?
実をいうと、私は司書の仕事に興味があって、資格をとったわけではないんです。
本が好きというよりも、本のある空間が好きだったので
大学に入学してから何か資格とろうかなと考えていた時に、
偶然司書の資格が取れる学校に進学していたことがわかり、受講し始めた、という感じです。
取り始めてから、授業数が多くて後悔したこともありました(笑)

そんな軽い気持ちで取った資格から、こんなに素敵な出会いをたくさんもらって
私ってなんてラッキーなんだろう、と思います。

ーどのような図書室を目指しているか
私がいるNBKの図書室は、みなさんがよく利用しているような市町村立の図書館ではなくて
公民館図書室のような形式をとっています。

図書室が今後どうなっていきたいかというのは、私の理想がかなり入っちゃうんだけど
「日常の中の選択肢として図書室が入ること」だと思っています。
(それは、貸出冊数のようなデータではわからないのが、難しいポイントなんだけど)

図書室を知ってもらい立ち寄ってもらうこと。
まずはそこからであるということをお話しました。

ー大変だと思うことはありますか?
大変なことは、確かになくはないけど、あんまり大変だなと思っていないかもしれません。
去年やった1万冊の登録も、終わってみれば楽しかったですし(笑)

都会は都会の良さがありますし、田舎は田舎で良さがあります。
田舎ならではの、なんでもやらせてもらえるところが今の自分には合っていたんだろうと思います。

司書がひとりしかいないので、
なにか展示や企画を考える時に自分の発想力のなさに落ち込むことは多々あります。
いろんなことが始まったばかりで、大変だ!と思う段階まで、到達していない気がします。

講義後のコメント 「楽しそうなのが印象的」

いただいたコメントはどれも本当に嬉しくて、これから私の元気が出ない時に見返そうと思うくらいです。
いくつかご紹介します。

女性
地域にも外部から来た研究者などからも活用をされる図書館になることができたらとても素敵だと思います。
女性
一からのスタートで周りにいる様々な人の力を借りながらも図書室の運営を作り上げるところに感動しました
男性
深田さんが本に関わって「楽しい」と感じていることは、 司書業や村民とのふれ合いのなかを通して伝わっているはずなので、諦めないで考え続けてほしいと思います。
男性
白川村南部地区文化会館のような施設が私の家の周りにはないため、住民が集まって自由に使える施設があることがうらやましいと思いました。今のように家の近くに大きな図書館があることに感謝してもっと利用しようと思いました。

色々な感想をもらいましたが
その中でも「楽しそうな姿が印象的」という感想が多くて
それだけで私の言いたかったことが伝わったなと思いました(笑)

こうやって自分のやってきたことや、考えていることを人に伝える機会があることで
頭の中も整理されるし、改めて自分の置かれている環境に感謝できますね~ありがたや。

自分も至らないところがたくさんたくさんあって、まだまだなところも多いですが、
一歩ずつがんばろうと思わせてもらえた授業でした!

このような機会をくださった東海大学の竹之内先生、西田先生、
そして聞いてくれた学生の皆様、ありがとうございました。

 

司書 深田
この授業はオンラインでの実施だったので、いつか対面で色々お話ができる時が来たら嬉しいなー!