第ゼロ回 Ishigaki-Conに行ってきましたレポート。

こんにちは、八重山ヒト大学の玉城亜良(たましろ つぐよし)です。

 

八重山ヒト大学が、ミーティングの場としていつも利用させてもらっている貸しスペースとコワーキングスペースの「ZUPPA ISHIGAKI 離島ターミナル」にて、先週の金曜日、「イシガキコン」なる催しが行われました。

 

元々は鎌倉で行われているイベント「カマコン」を石垣でもやろうという企みのプレスタートということで、第ゼロ回と銘打たれていました。

 

今自分が地域の中でしたいことをプレゼンテーションする。

今回は、イベント2日前にお話がきて、あえてパワーポイントでの素材も用意せずにフリートークで挑んだという方と、石垣市公営塾に通う生徒たちで短編のドキュメンタリー映画を製作して、八重山をPRするという目的のために映画祭に出品したい、そのためにクラウドファンディングを立ち上げたという高校生の、2組がプレゼンターでした。

 

それぞれの発表が終わったのち、興味のある方に集まった他の参加者は、数分間のプレゼンターへの質問タイムが設けられて、提案されたテーマをさらに掘り下げるための時間にする。

 

そして、質問タイムが終わると、そのあとは質問は一切無しで、みんなでひたすらアイデア出しを行う。誰かが出したアイデアに、その後の人が乗っかってさらにアイデアを出す、というのも大歓迎。

 

ブレスト、と呼ばれるそのアイデア出しの時間ののち、最後はプレゼンターが、集まったアイデアから、実際にやりたいと思った部分を抽出して発表する。

 

ざっくりと書くとこういう流れでした。

 

自分事として向き合う

否定を一切せずに、出されたアイデアをどんどん肯定しながら、さらにアイデアを出していく。誰かの出したアイデアに、どんどんあとから乗っかっていく。出された提案に対して、とことん自分事として向き合う。

 

イベントの後半で、名刺交換も兼ねての懇親会タイムが設けられたんですが、「誰かの出したアイデアを一切否定しない、という部分がすごく新鮮な驚きだった。いつもの会議って、出された事に対して誰かが否定することで、話し合い自体がそこで止まってしまう、ということはよくある事ですからね。」という感想の言葉が印象的でした。

 

移住者の方や、地元の方、旅行者の方もいれば、高校生もいる。行政の方がいれば、学校の先生もいるし、WEBデザイナーもヨガの先生も理学療法士もいる。様々な顔ぶれのなかで出てくるアイデアたちが、面白くならないわけがないと思います。

 

 

私は、パワーポイントでの素材も用意せずにフリートークで挑んだという方のところの話し合いに参加しました。

 

4月から移住してきて間もないそうで、地域づくりや、地方の特産品のPRの仕方を考える事や、離島の教育のことを考えるとか、毎日のように行われている様々なイベントに、東京在住の時はよく参加されていたそうで、「石垣でもいろんな人に出会えるイベントがしたい、地元の人たちだけでなく観光で来てる方から面白い話も聞きたい。イシガキコンという名前だけど、石垣だけでなく今仕事をして関わりの深い竹富町の島々とももっとつながるような事がしたい。」というようなプレゼンテーションでした。

 

その提案に対して、他の参加者から、

 

●八重山でやるんだったら泊まりでやるイベントの方がいい。
●平日と週末とバージョンを作る。
●手付かずのキャンプ場で、みんなの技術を持ち寄ってキャンプする。
●毎回島を変えてイベントを行う。
●巨大クリスマスツリーをみんなで1ヶ月かけて作る。
●朝市からナイトマーケットまで通してイベントを行って、自分の得意な時間に集まってもらって、同じ時間帯が得意な人たちで出会ってもらう。

 

などなどのアイデアが出ました。

 

ブレストの15分の時間は、あっという間に過ぎてしまって、もっともっと話していたい気持ちもありましたが、時間を決めて短い間で集中するのも大事なポイントかもしれないな、と思いました。

 

職業とか肩書きとか立場とか思想の違いを取っ払って…

イベントのはじめに主催の方が話された「 職業とか肩書きとか立場とか思想の違いを取っ払って、1ヶ月や2ヶ月に1回、どんな立場の人がきても自分事として全力で応援する1時間があってもいいんじゃないか?という想いでこのイベントを始めた。」という言葉が忘れられませんでした。

 

「とにかく楽しむ。地域のことは楽しまないと続かないので。」

 

「出されたものは、全部自分事として取り組む。」

 

この2つを、約束ごととしてあげていました。

 

後半の懇談会では、名刺を持たずにもらってばかりで失礼してしまいましたが、やっぱり石垣にはいろんな人が潜んでいて、こうやって一堂に会する機会ってすごく面白いな、と思いました。

 

 

まだまだイシガキコンは始まったばかりなので、地元の方も移住の方も、たまたまタイミングが合った観光の方も、ぜひ参加して欲しいイベントだと思いました。

 

次回の日程はまだ未定ですが、八重山ヒト大学でも、これからどんどんお知らせしていきたいと思います。

この記事を書いた人
玉城 亜良 ( Tamashiro Tsuguyoshi )
石垣市大川出身。八重山高校を卒業後、進学した大学を中退して、親戚の木工所で働く。その後石垣に戻り、うえざと木工に入社。音楽に限らず、ライブの場に足を運ぶのが好きです。人生の師匠は、鴻上尚史とジェーン・スーと中村貴子。好きなチャーハンは、麻婆炒飯。1980年6月生まれ。
トップへ